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ギャル雑誌の歴史と現在まとめ!egg・Popteen・エゴシステムまで、90年代カルチャーの全盛期を徹底解説

目次

ギャル雑誌はどのように生まれ、どんなカルチャーを作ったのか?

1990年代後半から2000年代にかけて、日本の若者文化の中心にあったのが「ギャル雑誌」です。雑誌の表紙を飾る読者モデルは、いまのインフルエンサーの前身ともいえる存在で、ファッション・メイク・恋愛観・ライフスタイルまで、若者の価値観を丸ごとつくり上げました。

当時のギャル雑誌は、ただのファッション誌ではありませんでした。読者とモデルが近く、雑誌を通して一体感が生まれる“コミュニティ的メディア”。渋谷109やプリクラ文化、高校生のストリートファッションとも強く結びつき、「リアルな女の子の生活」を発信し続けたのが最大の特徴です。

代表的なギャル雑誌一覧

ギャル文化を牽引した有名雑誌を、ジャンル別にまとめました。休刊した雑誌も多いですが、文化としての影響力は現在も大きく残っています。

● egg(エッグ)
1995年創刊。
ギャル文化の象徴ともいえる雑誌で、読モ文化・渋谷ストリートスナップを全国に広めた存在。現在はデジタル版で復活。

● Popteen(ポップティーン)
ギャル・ティーン向けの王道雑誌。益若つばさ、小森純など「有名読モ→芸能界」の流れを作った。

● Ranzuki(ランズキ)
より“日常寄りのギャルファッション”を扱い、109系カジュアル・スポーティ系ギャルを牽引。

● JELLY(ジェリー)
ギャル×ストリートの大人カジュアル系。黒ギャル・モード寄りのスタイルが人気だった。

● Happie Nuts(ハピー ナッツ)
“濃いめギャル”“ダークスキン系ギャル”の代表。ギャルママ層にも人気で、強い世界観をもつ雑誌。

● Koakuma Ageha(小悪魔アゲハ)
キャバ嬢ファッションの火付け役。夜の仕事のリアルな生活を描き、ギャル文化をさらに多様化させた。

● Scawaii!(エスカワイイ)
ギャル〜モード系まで幅広く扱う雑誌。時代に合わせてスタイルを変化させた。

● EGO SYSTEM(エゴシステム)
90年代ギャル・ストリート系の文化誌的存在。エッジの効いたスタイリングや写真表現が多く、コア層に強い支持を得た。

ギャル雑誌が広げたカルチャー

ギャル雑誌はファッションの流行をつくっただけではありません。SNS以前の時代において、雑誌そのものが“自己表現の場”であり、コミュニティの中心でした。その影響はファッションだけでなく、社会全体に広がっていました。

■ ファッションの流行を生み続けた
ルーズソックス、厚底ブーツ、ヘアメイク、ネイル、プリクラポーズなど、当時の流行はほぼ雑誌発。読者モデルの存在は“自分でも真似できるオシャレ”を生み、全国の女子高生へ一気に浸透していきました。

■ 渋谷カルチャーの全国展開
当時の渋谷109のファッションや街の空気まで誌面で伝え、地方に住む女子高生も“渋谷の最新トレンド”を雑誌でキャッチしていました。

■ 読者モデルという新しい職業の登場
ギャル雑誌は“素人の女の子”を雑誌スターに育てる仕組みを確立。モデル→タレント→YouTuberという流れの原点になりました。

■ 恋愛観・価値観にも影響
「自分らしさ」「友達優先」「恋も遊びも全力」というギャル文化独自の価値観は、多くの女子のライフスタイル形成に影響。ファッション誌でありながら、生き方のロールモデルでもあったのです。

ギャル雑誌は今どうなった?

スマホ時代になり、紙の雑誌は大きく変化しました。現在、当時の形で残っているギャル誌は少なく、多くが休刊・Web媒体化に移行しています。

最も象徴的なのが「eggのWeb版復活」です。YouTubeやSNSを活用し、現代のギャル文化と融合した新しい形のメディアに進化しました。

一方、Popteenは現在も紙+Webで健在。昔ほど“ギャル色”は濃くありませんが、若い世代のファッションリーダーとして今も強い影響力があります。

ギャル雑誌全体を見ると、紙からデジタルへ媒体を移しながら、ギャル文化そのものが時代に合わせて変化している段階にあります。昔のような“同じ雑誌を買う文化”は薄れましたが、SNS上でギャル的感性を継承する子たちは確実に存在しています。

まとめ

ギャル雑誌は、1990年代〜2000年代の日本の若者文化を象徴するメディアでした。ファッションだけでなく、考え方、遊び方、街の文化まで丸ごと作り出し、いまのインフルエンサー文化にもつながる“原点”と言える存在です。

現在は紙媒体が減ったものの、「egg」や「Popteen」を中心にデジタルへ活路を見いだし、次の時代のギャル像を発信し続けています。ギャル文化は形を変えながらも、常に若者の自己表現の場として生き残っているのです。

 

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この記事を書いた人

80年代生まれで90年代に青春時代を過ごした芸能エンタメ好きな中の人が、芸能・スポーツ・政治など、幅広い情報をわかりやすくまとめています。

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