お笑い界を代表するコンビ・ダウンタウン。1980年代から第一線を走り続け、テレビや舞台だけでなく、現代のネット時代にも存在感を放ち続けています。
そんなダウンタウンの2025年の動向は、多くのファンや業界関係者から注目を集めています。特に話題となっているのが、吉本興業が発表した新しい配信プラットフォーム「ダウンタウンチャンネル(仮称)」の始動、そしてかつて大晦日の定番番組だった「笑ってはいけない」シリーズの復活に関する噂。
この2つのテーマについて、現時点で確定している情報と報道レベルの動きを整理します。
ダウンタウンチャンネル(仮称)は2025年11月スタート
まず確実に動き出しているのが「ダウンタウンチャンネル(仮称)」です。
吉本興業が2025年に入って正式に発表したこの新プロジェクトは、ダウンタウンを中心とした有料配信型のサブスクリプションサービスとして展開されます。
サービスの開始日は2025年11月1日(土)と発表済み。
視聴方法はスマートフォン、パソコン、テレビと幅広く対応予定で、従来のテレビ番組に縛られない自由な企画やオリジナルコンテンツの配信が想定されています。
国内外の企業からの出資を活用し、制作費を確保する仕組みも整備される見込みで、まさに「ダウンタウンの集大成」をオンラインで楽しめるプラットフォームになる可能性が高いと言えるでしょう。
ただし、サービス名はまだ仮称であり、料金体系や具体的な番組ラインナップについては公式発表されていません。
ダウンタウンの看板を掲げるからには、漫才やトークだけでなく、若手芸人とのコラボ企画や未公開映像のアーカイブなど、ファン垂涎のコンテンツが期待されています。
開始が近づくにつれて続報が出るはずなので、公式のアナウンスを随時チェックしておきたいところです。
「笑ってはいけない」シリーズ復活は未確定
もう一つ、ファンの関心を集めているのが「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」年末特番、「絶対に笑ってはいけない」シリーズの復活です。
2006年から2020年まで大晦日の定番として放送され、笑い納めの象徴となってきましたが、2021年以降は制作上の都合や出演者の体力的な問題を背景に放送休止。
ここ数年は「笑って年越し」など別企画が代替してきました。
2025年に入り、一部メディアが「松本人志サイドが日本テレビに復活を打診している」と報じたことから、「いよいよ帰ってくるのでは」と期待が高まりました。
さらに「2025年末の放送を目指して調整が進んでいる」との情報も流れ、SNSでは復活待望論が盛り上がっています。
しかし同時に、日テレが「お蔵入り方向」で調整しているとの報道も出ており、現状では確定的な動きとは言えません。
出演者の年齢や安全面、さらにはBPOなどの放送倫理への配慮といった現実的なハードルも存在しています。
そのため「2025年末に笑ってはいけないが復活する」というのは、現時点ではまだ推測や噂の域を出ないのが実情です。
まとめ:確定しているのはチャンネル始動のみ
以上を整理すると、2025年のダウンタウンに関して確定しているのは「ダウンタウンチャンネル(仮称)」が11月1日にスタートすること。
一方で、「笑ってはいけない」シリーズの復活については公式発表はなく、依然として不透明な状況にあります。
ファンにとっては「チャンネルでの新企画」と「笑ってはいけないの復活」、どちらも期待度の高いニュース。
前者は新たな舞台として確実に始動し、後者はまだ可能性を探っている段階だと言えるでしょう。
年末に向けて動きがあるのか、それとも新しい形で笑いの大晦日が生まれるのか——ダウンタウンの活動からますます目が離せません。