ドラマ「ザ・ロイヤルファミリー」の原作者として注目を集めている小説家・早見和真さん。
競馬一家を舞台にした重厚な物語を描き、TBSの日曜劇場でも映像化が決まるなど、今もっとも話題の作家のひとりです。今回は、気になる結婚や家族、そして学歴や経歴までを詳しくまとめてみました。
早見和真のプロフィールと経歴
1977年7月15日生まれ、神奈川県横浜市出身の小説家。高校時代は桐蔭学園で野球部に所属し、当時はプロ野球・高橋由伸さんが先輩にいたことでも知られています。大学は國學院大學に進学しましたが、在学中は単位取得に苦労し、長い学生生活を送った経験も公言しています。
社会人として就職活動も経験しましたが、最終的には小説家の道を選び、2008年に『ひゃくはち』でデビュー。
以降、『イノセント・デイズ』『小説王』『八月の母』など話題作を次々に発表し、幅広い読者層から支持を得てきました。
最新作『ザ・ロイヤルファミリー』は競馬を舞台にした大河小説で、2025年10月からTBSの日曜劇場でドラマ化されることも発表され、注目度はますます高まっています。
学歴と学生時代のエピソード
早見さんは桐蔭学園高校から國學院大學文学部へと進学しました。大学時代は在籍7年で60単位しか取れず、残りの必要単位が68もあったと振り返るなど、決して順風満帆な学生生活ではなかったそうです。
この頃は「小説家を目指しながらアルバイト生活」という日々を送り、社会人への道と作家への挑戦の間で葛藤していたことも語っています。
就職活動では新聞社を希望したこともありましたが、最終的には31歳で小説家デビュー。
苦労した学業生活や悩みの経験は、のちの作品に反映されるテーマ「家族」「継承」「親子関係」にもつながっているようです。
結婚している?妻と子どもについて
結論から言うと、早見和真さんは結婚しており、妻と娘がいることがインタビュー記事などから分かっています。
-
東京でアルバイトをしながら小説を目指していた時期に結婚・出産を経験。
-
作家デビュー後、家族とともに伊豆へ移住。記事には「妻がそのとき仕事を辞め、娘は生後半年だった」との記述もあります。
-
妻はその後、子宮体癌を患い全摘出手術を受けたことを本人が語っており、家族の病気を通じて「家族の形」「命の継承」について深く考えたとインタビューで話しています。
-
娘については長女がいることが公表されており、中学受験の経験についても言及されています。
ただし、妻の名前や結婚時期、子どもの人数など具体的なプライベート情報は公にはされていません。早見さん自身、あくまで小説家としての立場から必要な範囲のみを語っているようです。
家族観と作品への影響
早見さんの作品には「親子」「継承」「家族」というテーマが一貫して見られます。これは、自身の家庭での経験が色濃く反映されているといえるでしょう。
-
娘の中学受験を通して「親と子がともに成長していく姿」を実感。
-
妻の闘病体験をきっかけに「命の継承」「家族の在り方」を考えるようになった。
-
自身と父親の関係性も大きなテーマであり、「父と息子の物語」を書きたいという思いを持っていると語っています。
『ザ・ロイヤルファミリー』でも、競馬を通じて親から子へと受け継がれるもの、家族の矛盾や絆が描かれており、早見さんの人生観が作品に込められていることが伝わってきます。
まとめ
「ロイヤルファミリー」の原作者・早見和真さんは、神奈川県出身の小説家で、桐蔭学園から國學院大學を経て2008年にデビューしました。学生時代は苦労も多かったものの、そこからの経験が作家としてのテーマに強く影響しています。
結婚については、妻と娘がいることが明らかになっており、家族の体験や娘の成長を通じて「家族の物語」を深く見つめ直してきました。その視点は『ザ・ロイヤルファミリー』をはじめとする数々の小説に反映されています。
今後も「家族」「継承」をテーマにした作品を生み出していくことが期待され、ドラマ化を機にさらに多くの読者に届くことでしょう。
こちらもオススメ!




