「令和ロマン」は、2023年・2024年のM-1グランプリで二連覇を果たし、一気に漫才界を代表する存在へと成長しました。
2025年には大規模単独ライブ「RE:IWAROMAN」を発表し、その勢いはお笑いの枠を超えた話題となっています。この記事では、2022年から2025年までの歩みと、最新の単独ライブ概要を整理しました。
令和ロマンとは?プロフィールと学歴
令和ロマンは、慶應義塾大学のお笑いサークル「お笑い道場O-keis」で出会った高比良くるまさんと松井ケムリさんによるコンビです。
NSC東京23期生として2018年に結成され、独自の知的なワードセンスと構成力を武器に、若手の中でも頭角を現してきました。
高比良くるま
- 本名:髙比良 直樹(たかひら なおき)
- 担当:ボケ
- 生年月日:1994年9月3日
- 出身地:東京都
- 学歴:都立本郷中学・高等学校 → 慶應義塾大学文学部中退
松井ケムリ
- 本名:松井 浩一(まつい こういち)
- 担当:ツッコミ
- 生年月日:1993年5月29日
- 出身地:神奈川県
- 学歴:桐朋中学校・高等学校 → 慶應義塾大学法学部法律学科卒業
知的なバックグラウンドを持つ二人が生み出す漫才は、日常を切り取った題材を独自の視点で再構築するスタイルが特徴です。
2022年:土台を築いた年
2022年は令和ロマンにとって飛躍への準備期間でした。
ABCお笑いグランプリではAbema賞を受賞し、若手ながら着実に実績を重ねます。M-1グランプリでは準決勝に進出し、漫才の完成度が業界内でも高く評価され始めました。この時期に積み上げた経験が、後の快進撃につながります。
2023年:M-1グランプリ初優勝
2023年、令和ロマンはついにM-1グランプリで初優勝を果たしました。
ファーストラウンドのトップバッターという不利な順番ながら、圧倒的な構成力と爆発力のあるネタで審査員・観客を魅了。結成5年目での王者獲得は大きな話題となり、一躍全国区の知名度を獲得しました。
優勝後はテレビ出演が急増し、漫才番組だけでなく多彩なバラエティ番組やラジオへの出演を通して幅広い層に人気を広げました。
2024年:M-1連覇と快挙
翌2024年のM-1グランプリでも、令和ロマンは再び頂点に立ちました。二年連続優勝という快挙を成し遂げ、漫才史に名を刻みます。
さらに、ABCお笑いグランプリでも優勝を果たし、若手から押しも押されぬ実力派コンビへと進化しました。
また、2024年2月には所属していた「神保町よしもと漫才劇場」を卒業。劇場中心の活動から全国区の活躍へシフトし、規模を拡大していきました。
2025年:単独ライブ発表と新たな挑戦
2025年はM-1二連覇コンビとして迎える新しいフェーズの年。
特に注目されたのは、単独ライブ「RE:IWAROMAN」の開催発表です。従来の劇場公演とは桁違いのスケールで、2万人収容のKアリーナ横浜を会場とするこのライブは、業界内外に衝撃を与えました。
単独ライブ「RE:IWAROMAN」概要
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最速先行申し込みは、
⚡️9/21(日)23:59⚡️まで!
\令和ロマン単独ライブ in Kアリーナ「RE:IWAROMAN」
本日が最速先行申し込み締切です🚨📢日時
2026/5/16(土) 17:00 開演📢受付期間
9/2(火)19:00〜9/21(日)23:59📢お申し込みはこちらからhttps://t.co/U4QpAloVOE#Re令和ロマン pic.twitter.com/QbrSRbMimq
— RE:IWAROMAN (@rereiwaroman) September 21, 2025
単独ライブ「RE:IWAROMAN」は、2026年5月16日にKアリーナ横浜で開催予定と発表されました。
令和ロマンにとって最大規模の挑戦となり、漫才コンビのライブとしては異例の規模感を誇ります。
会場と日程
- 会場:Kアリーナ横浜(神奈川県横浜市)
- 開催日:2026年5月16日
チケット席種と価格
- SSロマン:100,000円(前方アリーナ確約・リハーサル観覧・記念撮影・グッズ付き)
- Sロマン:30,000円(アリーナ席・特典グッズ付き)
- Aロマン:15,000円(ロアーミドルスタンド席)
- ロマン:10,000円(アッパースタンド席)
特典内容にはリハーサル観覧パス、撮りおろしアクリルスタンド、オリジナルグッズ(タオル、キーホルダー、Tシャツなど)が含まれています。お笑いライブとしては異例の高価格設定ですが、それだけ特別な体験を提供するライブになると期待されています。
まとめ
令和ロマンは、2022年に地力を固め、2023年にM-1初優勝、2024年には連覇を達成。そして2025年には史上最大規模の単独ライブを発表し、漫才界を超えた存在へと進化しました。知的で緻密な構成力と新しい挑戦を続ける姿勢は、多くのファンを魅了し続けています。
今後の令和ロマンの歩みは、単独ライブ「RE:IWAROMAN」を皮切りに、さらに大きな舞台へと広がっていくでしょう。
※本記事は2025年9月時点の公式発表情報をもとに作成しています。